京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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臨床研究

京都大学血液・腫瘍内科で現在行われている臨床研究

臨床研究とは、人の病気の原因・病態の解明、および予防・治療の方法の確立を目的とする研究です。京都大学血液・腫瘍内科では、過去の診療記録より得られた情報を利用して、現在まで行われた血液疾患の診断・治療の評価を行い、そしてより良い診断・治療法を確立し患者さんに還元できるように、下記の臨床研究を行っています。

下記の臨床研究は、京都大学大学院医学研究科・医の倫理委員会の承認を得た後、研究責任者の管轄のもとに、行われます。当院にすでに記録されている臨床情報をもとに行われるため、対象となる患者さんにあらたにご負担をおかけすることはありません。また、この研究の結果は専門の学会や学術雑誌に発表されることがありますが、対象者のプライバシーは十分に尊重され、個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。

もし、下記の臨床研究にご自身の臨床情報を使用されることに同意されない方は、下記メールアドレスにご連絡くだされば、解析対象から除外させていただきます。同意されない場合でも、診療上であなたが不利益を被ることは一切ありません。また下記研究に関して、ご不明の点がございましたら、いつでもメールアドレスにお問い合わせください。

当科の疫学研究全体に関する問い合わせ先:
京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科学
メールアドレス: hemato@kuhp.kyoto-u.ac.jp

臨床介入研究

疫学研究

人を対象とした医学系研究

ヒト遺伝子解析研究

その他

終了した臨床研究についてはこちらをご覧ください。

臨床介入研究

C689 重症再生不良性貧血患者に対するウサギ抗胸腺細胞グロブリン(サイモグロブリン)の前方視的ランダム化用量比較多施設共同研究


C1182 成人T細胞白血病/リンパ腫に対する移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の安全性・有効性検討試験


C1189 骨髄破壊的前処置による移植後シクロホスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植の多施設共同第II相試験(JSCT研究会Haplo16MAC)


C1318 骨髄破壊的前処置による移植後シクロホスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植後における併用免疫抑制剤の減量および早期中止の多施設共同第II相試験(JSCT研究会Haplo17 MAC)


C1319 HLA 1座不適合非血縁者間骨髄移植における従来型GVHD予防法と抗ヒト胸腺細胞免疫グロブリン併用GVHD予防法の無作為割付比較試験


C1320 強度減弱前処置による移植後シクロホスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植後における併用免疫抑制剤の減量および早期中止の多施設共同第II相試験(JSCT研究会Haplo17 RIC)


C1350 同種造血幹細胞移植後のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に対するダサチニブを用いた維持療法の有効性の検討(関東造血幹細胞移植共同研究グループ: KSGCT)


C1375 成人骨髄性血液悪性腫瘍に対する臍帯血移植におけるG-CSF priming 骨髄破壊的前治療の有効性に関するランダム化比較試験(G-CONCORD)


C1416 HBV既往感染歴を有する同種造血細胞移植レシピエントに対する,HBワクチンによるHBV再活性化予防法のランダム化検証的試験

疫学研究

E2022 JALSG参加施設に新たに発生する全AML、全MDS、全CMML症例を対象とした5年生存率に関する前向き臨床観察研究(JALSG-CS-11)


E2042 JALSG参加施設に新たに発生する全ての成人ALL症例を対象とした5年生存率に関する前向き臨床観察研究(JALSG-ALL-CS-12)

人を対象とした医学系研究

R0207 非血縁者間同種骨髄移植においてドナー年齢が予後に与える影響解析


R0226 非CBF急性骨髄性白血病に対する同種造血幹細胞移植において移植前大量シタラビン療法の有効性に関する検討


R0385 TAFRO症候群の疾患概念確立のための多施設共同後方視的研究


R0447 アグレッシブATL前向きコホート研究


R0476 節性末梢性T細胞リンパ腫に対する同種造血細胞移植における強度減弱前処置


R0715 造血幹細胞移植患者の移植前後の身体機能の特徴


R0759 造血幹細胞移植前後におけるステロイド累積使用量と侵襲性真菌感染症の関連に関する検討


R0760 急性白血病化学療法施行時における防護環境の臨床的意義:Laminar air flow室の糸状菌感染予防に対する意義の検討


R0762 移植前後に使用される抗菌薬の種類・使用期間が急性GVHD発症に及ぼす影響


R0763 急性骨髄性白血病血液学的寛解症例における微小残存病変測定の意義


R0765 非寛解期急性骨髄性白血病(AML)患者の移植後予後を予測するノモグラムの作成とその検証


R0815 造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響


R0837 濾胞性リンパ腫における早期再発の予後予測的意義


R0970 小児臍帯血移植におけるGVHD発症と移植成績


R0985 臍帯血移植におけるHLAハプロタイプの適合度や種類が移植成績に及ぼす影響


R1002 日本における骨髄増殖性腫瘍の予後に関する大規模多施設前向き観察研究(JSHMPN-15)


R1014 臍帯血移植におけるKIRリガンド不適合が免疫動態に与える影響とHHV-6脳炎発症との関連について


R1033 骨髄バンクおよび臍帯血バンクのドナープールサイズの最適化に関する検討


R1080 骨髄腫関連疾患患者の臨床データおよび治療経過に関する疫学観察研究


R1085 京都造血幹細胞移植グループの造血幹細胞移植データを用いた移植成績の解析


R1114 京都大学血液・腫瘍内科の造血幹細胞移植データを用いた移植成績の解析


R1209 急性白血病に対する成人臍帯血移植の解析: Eurocord/EBMTとJSHCT/JDCHCTの共同研究


R1228 関西骨髄腫フォーラムデータベースを用いた骨髄腫治療成績の解析


R1229 既治療多発性骨髄腫の病勢がレナリドミドによる治療効果に及ぼす影響についての研究


R1268 関西骨髄腫フォーラムデータベースに登録された多発性骨髄腫患者における幹細胞採取不良の後方視的解析


R1299 フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病における微小残存病変とドナーソースの造血幹細胞移植予後に及ぼす影響


R1302 JALSG参加施設において新規に発症した全AML、全MDS、全CMML症例に対して施行された治療方法と患者側因子が5年生存率に及ぼす影響を検討する観察研究 (前向き臨床観察研究/JALSG CS-17)


R1343 造血細胞移植医療の全国調査(TRUMP)


R1384 同種造血幹細胞移植後患者の就労に関する実態調査


R1415 ウイルス性出血性膀胱炎のウイルス同定と発症リスク因子の検討


R1437 移植登録一元管理プログラムの全国調査データを用いた造血細胞移植の後方視的観察研究


R1444 非血縁骨髄ドナーが保有する抗HLA抗体の移植成績への影響


R1507 造血幹細胞移植後合併症の発症に関わる因子の網羅的解析


R1578 急性GVHDにおけるmiRNAの検討


R1608 造血器疾患治療後の常在細菌叢の変化と,合併症発症リスクとの関連解析


R1622 造血幹細胞移植における予後予測モデルの確立


R1670 同種造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響


R1684 新規解析方法による造血幹細胞移植予後因子の検討


R1762 同種臍帯⾎移植後HHV-6 再活性化の認知機能と⽣活の質に与える影響に関する前向き観察研究(HHV6)


R1861 機械学習を用いた血液疾患の診断および予後予測アルゴリズムの確立


R2584 臓器移植、造血幹細胞移植におけるHLAエピトープ解析

ヒト遺伝子解析研究

G264 鉄代謝異常症の遺伝子変異解析


G312 MEFV遺伝子異常の検出による家族性地中海熱および食細胞機能異常症の診断


G622 染色体・遺伝子変異が成人急性骨髄性白血病の予後に及ぼす影響に関する観察研究(JALSG-AML209-GS)


G697 造血器疾患における遺伝子異常・エピジェネティクス異常の網羅的解析研究


G1010 アグレッシブATL前向きコホート研究、附随研究/検体バンキング


G1021 ドナー細胞由来造血器腫瘍の発症に関わる分子機構の解明


G1026 非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞移植における検体保存事業


G1151 稀少小児遺伝性血液疾患における原因遺伝子の探索研究

その他

濾胞性リンパ腫の患者さんの御病気の経過を採血項目で予測する研究(多施設共同研究)


骨髄増殖性腫瘍の実態調査