京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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ホーム研究疫学研究 > R1861 機械学習を用いた血液疾患の診断および予後予測アルゴリズムの確立

R1861 No title

1.研究課題名 機械学習を用いた血液疾患の診断および予後予測アルゴリズムの確立
2.研究機関・責任者 京都大学医学部附属病院 血液内科 助教 諫田淳也
3.医の倫理委員会承認番号
(承認日)
R1861(2019年1月31日)
4.研究期間 研究2019年1月31日から5年間
5.研究計画の改定と
医の倫理委員会承認時期
遵守すべき指針やガイドラインの改定,新規検査項目の追加などに合わせて適宜研究計画の改定を行います
6.研究目的 骨髄像の画像データやフローサイトメトリー結果を含む各患者情報などの情報をもとに人工知能,機械学習による正確な診断を行うアルゴリズムを確立することを目的とします。また,それらの情報から予後を予測するアルゴリズムの確立も行います。血液内科や血液病理医が存在しない病院においても,骨髄像を含む臨床情報の情報から正確な診断を行うことが可能となり,社会的にその意義は大きいと思われます。
7.研究概要 2010年1月1日から2018年12月31日までに,京都大学医学部附属病院血液内科で骨髄検査を受けた症例を対象とします。骨髄像の画像データやフローサイトメトリー結果を含む各患者情報などの情報をもとに人工知能,機械学習による正確な診断・予後予測を行うアルゴリズムを確立します。
8.倫理面での配慮
個人情報保護の方針
本研究は,世界医師会によるヘルシンキ宣言ならびに,人を対象とする医学系研究に関する倫理指針を遵守して行います。また,倫理審査委員会の審査を受け,病院長の許可を受けています。
ご提供いただいた試料・情報は,研究用のコード番号で管理し,ご提供いただいた方の個人情報が研究利用の段階で漏えいすることがないよう管理します。また,研究協力を辞退されても診療上の不利益を被ることはありません。研究対象者又はその代理人の求めに応じて,研究対象者が識別される試料・情報の利用又は他の研究機関への提供を停止いたします。
共同研究者に提供される試料・情報は,疾患名,血液検査結果,治療内容,骨髄標本であり,氏名や生年月日など個人が特定される情報は提供されません。
研究の目的に関しては,京都大学医学部附属病院 血液内科のホームページで情報公開を行います。
9.結果の公表について この研究によって成果が得られた場合は,国内外の学術集会・学術雑誌などで公表します。その際にも,ご提供者の個人情報が明らかになることはありません。
10.研究組織・共同研究機関 本研究は京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科及びネクスジェン株式会社にて行います。
11.研究組織と
本研究の問い合わせ先
1) 研究責任者
京都大学医学部附属病院 血液内科 助教 諫田淳也
E-mail: jkanda16@kuhp.kyoto-u.ac.jp
TEL: 075-751-3152
FAX: 075-751-3153

2) 共同研究者
京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学 教授 髙折晃史
京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学 大学院生 家村知樹
京都大学医学部附属病院 検査部 中西加代子
ネクスジェン株式会社 宮西正憲
ネクスジェン株式会社 中島正和
ネクスジェン株式会社 宮塚功

3) 研究協力者
京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター 奥田智子
京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学 新堂真紀
金沢医科大学 血液免疫内科学 川端浩
12.研究参加辞退のお申し出先 上記の相談窓口にお問い合わせください。
13.利益相反 研究者との間に,開示すべき利益相反を持つ資金提供者は存在しません。
利益相反については,「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い,「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理いたします。