京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

研究

ホーム研究疫学研究 > 同種造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響

同種造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響

研究課題名 同種造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響
研究責任者 髙折晃史
医の倫理委員会承認番号
(承認日)
R1670(承認日:2018年08月01日)
研究期間 2018年08月01日 ~ 2021年07月31日
研究目的 同種造血幹細胞移植におけるHIV感染の影響を明らかにする
研究概要 京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科では,日本国内で,2005年1月から2014年12月の期間に,血液疾患に対して初回の同種造血幹細胞移植を施行され,日本造血細胞移植学会 一元化登録事業(TRUMP)データベースに登録されている,治療当時16歳以上であった方を対象に,HIV感染が患者治療成績に与える影響を解析する研究を行います。
この解析対象には,日本国内で造血幹細胞移植治療を受けられる患者さんで,治療前に上記TRUMPデータベースへの参加に関して,主治医から説明し,書面にて参加同意をいただいた患者さんになります。情報収集する項目としては,TRUMPデータベースに含まれている情報(HIV抗体の有無,年齢,性別,疾患名,治療内容,治療効果,各種検査結果,合併症の有無,移植後の臨床経過)が挙げられます。すでに診療において実施された検査結果を用いるため,追加の検査はありません。患者さんから得られた検体(血液や細胞)そのものを用いた研究は含まれません。研究成果は学会,論文にて公表を行います。
倫理面での配慮
個人情報保護の方針
解析を開始する前に,あなたの検体や診療情報からは住所,氏名などが削られ,代わりに新しく符号がつけられます。これを匿名化といいます。本研究においても匿名化することで,個人情報は保護されます。研究計画書および研究の方法に関する資料をご希望の場合は,研究責任者にご連絡頂ければ,他の研究対象患者さんの個人情報及び,本研究に関する知的財産の保護等に支障がない範囲内で,公表致します。情報を本研究のために使用されたくない方は,あらかじめご連絡いただければTRUMPデータベースへの参加を取り消し,ならびに解析対象から除外いたします。このような場合でも,治療において不利益を被ることはございません。ただし,既にどなたの情報かわからないように匿名化されていて除外不可能な場合には,ご希望に添えないこともあります。
結果の公表について この研究によって成果が得られた場合は,国内外の学術集会・学術雑誌などで公表します。その際にも,ご提供者の個人情報が明らかになることはありません。
研究組織・共同研究機関 1.研究組織
1) 研究代表者
髙折晃史 京都大学医学部附属病院 血液内科
E-mail: atakaori@kuhp.kyoto-u.ac.jp
2) 共同研究者
諫田淳也 京都大学医学部附属病院 血液内科
吉永則良 京都大学医学部附属病院 血液内科
相佐好伸 横浜市立市民病院 血液内科
研究組織と
本研究の問い合わせ先
研究の主たる責任者は,京都大学医学部附属病院 血液内科 高折晃史,連絡先は,京都大学医学部附属病院 血液内科 諫田淳也,電話番号075-751-3152です。また病院にも連絡窓口を設けております。連絡先は,京都大学医学部附属病院 相談支援センター (Tel) 075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jpです。
研究参加辞退のお申し出先 上記の相談窓口にお問い合わせください。