R0207 非血縁者間同種骨髄移植においてドナー年齢が予後に与える影響解析
医の倫理委員会承認番号 (承認日) |
R0207 (2015年9月14日) |
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研究責任者 | 近藤忠一 |
研究期間 | 2015年9月14日~2018年9月13日 |
研究計画の改定と医の倫理委員会承認時期 | なし |
研究目的 | 造血器疾患(悪性・良性を含む)に対する同種移植におけるドナー は、一般的に、ヒト白血球抗原一致同胞、一致非血縁、不一致非血縁ドナー、臍帯血ドナーがこの順番に選択され、複数の報 告でその妥当性が報告されている。非血縁者間移植を行う際に、ヒト白血球抗原に関して同条件のドナーが複数存在する場 合、より若年のドナーが選ばれることが多いが、この選択が妥当かどうかに関して、高いレベルのエビデンスは存在しない。 本研究においてその点を明らかにする。本研究により、最適な移植ドナー選択、限られたドナーの有効活用に繋がる知見が期 待できる。 |
研究概要 | 造血器疾患(悪性・良性を含む)に対して、同種骨髄移植は有効な 治療法である。同胞ドナーが得られない患者においては、骨髄バンクを通した非血縁ドナーからの移植が行われる。その際の ドナー選択において、ドナー年齢が患者予後にどれほどの影響を及ぼすかは未だ解明されていない。そこで、日本造血細胞移 植学会の一元化登録事業データベースを用いてこれを解析し、より効果的なドナー選択のためのエビデンスを確立する。 |
倫理面での配慮 個人情報保護の方針 |
本研究は、世界医師会によるヘルシンキ宣言ならびに、人を対象と する医学系研究に関する倫理指針を遵守して行います。 ご提供いただいた試料は、研究用のコード番号で管理し、ご提供いただいた方の個人情報が研究利用の段階で漏えいすること がないよう管理します。また、研究協力を辞退されても診療上の不利益を被ることはありません。また、研究の目的に関し て、京都大学医学部附属病院血液・腫瘍内科のホームページで情報公開を行います。 |
結果の公表について | この研究によって成果が得られた場合は、国内外の学術集会・学術雑 誌などで公表します。その際にも、ご提供者の個人情報が明らかになることはありません。 |
研究組織・共同研究機関 | この研究は、主に京都大学医学部附属病院血液・腫瘍内科が研究を 推進します。本研究に企業は関与しておりません。共同研究者として、新井康之 米国国立衛生研究所 博士研究員 森毅彦 慶應義塾大学病院 血液内科(日本造血細胞移植学会) |
研究組織と本研究の問い合わせ先 | 1) 研究責任者 近藤忠一 京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学 講師 E-mail: tadakazu@kuhp.kyoto-u.ac.jp 075-751-3152 2) 病院の窓口:京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛 075-751-4899 trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp |
研究参加辞退のお申し出先 | ・研究者における窓口:京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 近藤忠一 075-751-3152 ・病院の窓口:京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛 075-751-4899 trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp |
研究者から一言 | 本研究により、ドナー年齢の予後に与える影響が明らかになれば、 ドナー選択に有用な情報となることが期待できる。特に、急性白血病のみでなく、再生不良性貧血においても解析を行う予定 である。 |
関連する研究番号と課題名 | なし。 |
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