京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

研究

ホーム研究疫学研究 > 骨髄バンクおよび臍帯血バンクのドナープールサイズの最適化に関する検討

骨髄バンクおよび臍帯血バンクのドナープールサイズの最適化に関する検討

医の倫理委員会承認番号(承認日) R1033 (2017年03月06日承認)
研究責任者 諫田 淳也
研究期間 2017年03月06日 〜 2019年03月31日
研究目的 造血幹細胞移植は難治性造血器腫瘍の根治療法として確立した治療法である。 この移植治療の恩恵を最大化するためには、実施件数の増加を目指すだけではなく、 限られた移植のリソースを如何に最適に利用し、社会全体から見ても最適な移植医療体制を築くのが最重要課題である。 その基礎データとして、骨髄バンクおよび臍帯血バンクのドナープールサイズの最適化に関する検討を行うことは非常に重要である。
本研究は日本医療研究開発機構の免疫アレルギー疾患等実用化研究事業(移植医療技術開発研究分野) 「本邦における同種造血幹細胞移植の最適化を目指した移植医療体制の確立と国際的視点からのHarmonizationに関する研究」の一環として行われる。
骨髄および臍帯血バンクを介して、適切なドナーから提供を受けられる可能性は種々の因子によって影響を受けるが、その中で最も重要なものの一つがドナープールのサイズである。 本研究では、実際および仮想の患者およびドナーのHLAを利用し、骨髄および臍帯血バンクの至適ドナー(ユニット)数を明らかにするための解析を行う。
倫理面での配慮
個人情報保護の方針
本研究は、世界医師会によるヘルシンキ宣言ならびに、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針を遵守して行います。 ご提供いただいた試料は、研究用のコード番号で管理し、ご提供いただいた方の個人情報が研究利用の段階で漏えいすることがないよう管理します。 研究協力を辞退されても診療上の不利益を被ることはありません。 研究の目的に関して、京都大学医学部附属病院血液・腫瘍内科のホームページで情報公開を行います。
結果の公表について この研究によって成果が得られた場合は、国内外の学術集会・学術雑誌などで公表します。その際にも、ご提供者の個人情報が明らかになることはありません。
研究組織・共同研究機関 本研究は京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学で行われます。
研究組織と本研究の問い合わせ先 1) 研究責任者
諫田淳也 京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科
TEL: 075-751-3152

2) 病院の窓口
京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛
TEL: 075-751-4899
E-mail: trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp

3) 共同研究者
岡本真一郎 慶應義塾大学医学部血液内科
TEL: 03-3353-1211, FAX: 03-3353-3515

森毅彦 慶應義塾大学医学部血液内科
TEL: 03-3353-1211, FAX: 03-3353-3515

田中秀則 公益財団法人 HLA研究所
TEL: 075-313-5201, FAX: 075-313-5202

高梨美乃子 日本赤十字社血液事業本部
TEL: 03-3437-7205, FAX: 03-3437-7745
研究参加辞退のお申し出先 上記の相談窓口にお問い合わせください。
関連する研究番号と課題名 特になし