京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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診療補助ツール

医療従事者向けの補助ツールです。診断・治療方針を自動決定するものではありません。入力値、適用条件、原著および最新ガイドラインを必ず確認してください。通常の計算値は保存・送信されません。HIV耐性解析のみ、同意後に変異情報をStanford HIVdbへ送信します。

よく使う項目

各スコアの☆を押すと、このブラウザに登録できます。

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CML:診断時リスク

慢性期CMLの診断時データを入力してください。脾腫は肋骨弓下の長さです。

ELTS

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Sokal

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DLBCL:診断時リスク

IPI

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NCCN-IPI

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CNS-IPI

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多発性骨髄腫:新規診断時病期

ISS

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R-ISS

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R2-ISS

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MDS:IPSS・IPSS-R

未治療の成人MDSにおける診断時評価です。旧IPSSとIPSS-Rでは染色体群の定義が異なるため、それぞれ原著表と照合して選択してください。

染色体結果からリスク群を選ぶ方法

旧IPSSとIPSS-Rでは同じ核型でも群名・点数が異なります。核型検査報告書のISCN表記を確認し、次の表でそれぞれ選択してください。

旧IPSS染色体リスク(3群)
該当する核型点数
Good正常核型、−Y単独、del(5q)単独、del(20q)単独0
IntermediateGoodにもPoorにも該当しないその他の異常0.5
Poor染色体7異常、またはcomplex karyotype(3個以上の異常)1
IPSS-R染色体リスク(5群)
該当する核型点数
Very good−Y、del(11q)0
Good正常核型、del(5q)、del(12p)、del(20q)、del(5q)を含む二重異常1
Intermediatedel(7q)、+8、+19、i(17q)、その他の単独異常または独立した二重異常2
Poor−7、inv(3)/t(3q)/del(3q)、−7またはdel(7q)を含む二重異常、3個の異常からなるcomplex karyotype3
Very poor4個以上の異常からなるcomplex karyotype4
判定時の注意
  • 「単独」は、その異常以外のクローン性染色体異常がない場合を指します。
  • complex karyotypeの異常数は、核型報告書上の独立した染色体異常数で判定します。
  • FISHだけの所見、複数クローン、同一クローン内の複雑な派生染色体は、この簡易表だけで確定できないことがあります。
  • 判定が曖昧な場合は入力せず、染色体検査担当者または血液病理・細胞遺伝部門に確認してください。

IPSS

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IPSS-R

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IPSS-M

検査結果から入力
臨床項目未入力
染色体未入力
遺伝子0/31確認

IPSS-M結果

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院内検討用プロトタイプ

IPSS-M-Evo

上で計算したIPSS-Mと遺伝子結果を引き継ぎます。追加するのは年齢、ATRX、JAK2です。

ASXL1+KRASIPSS-M未計算
SRSF2+NRASIPSS-M未計算
NRAS+RUNX1IPSS-M未計算

IPSS-Mの遺伝子入力から自動判定します。個別患者で変異の獲得順序を証明する表示ではありません。

IPSS-M-Evo結果

先にIPSS-Mを計算してください。

研究・教育目的の検討画面です。公式計算機 / 著者公開計算コード / 原著 をご参考ください。

HIV感染症:薬剤耐性変異

検査報告書の変異を遺伝子領域別に入力すると、変異位置と薬剤別の推定耐性をStanford HIVdbで解析します。

HIV-1遺伝子型薬剤耐性

検査レポートを貼り付け

注意:氏名・患者ID・検体番号などの患者識別情報は入力しないでください。解析時は、抽出後の変異情報のみをStanford HIVdbへ送信します。

耐性解析結果

変異を入力後に表示します。

HIVdbによる推定耐性は、治療歴、服薬状況、過去の耐性検査、ウイルス量、サブタイプ等と併せて解釈してください。カプシド阻害薬はHIVdb CAI耐性変異スコアを確認してください。

血友病

国内の凝固因子製剤、体重、目標活性から投与量と投与後の活性推移を試算し、実測活性と製剤代表PKを比較します。

投与量・PK活性シミュレーター

1 実測活性と製剤代表PKを比較

投与後の実測活性を、選択製剤の代表的な回収率・半減期から求めた予測曲線と比較します。

選択製剤の代表値
代表回収率
代表半減期
実測データがなければ、入力せず下のシミュレーションへ進めます。

2 投与量・活性推移をシミュレーション

製剤の代表PK値を表示します。

現在は製剤代表値を使用します。 製剤代表値は集団データによる参考初期値です。インヒビター陽性例、非凝固因子製剤使用中、乳幼児にはこの単純モデルをそのまま適用できません。

シミュレーション結果

用途を選び、入力後に表示します。

止血治療ガイドライン 表2・3・4

表2 急性出血の補充療法
表2 急性出血の補充療法
表3 手術・処置における補充療法
表3 手術・処置における補充療法
表4 各種処置・小手術における補充療法
表4 各種処置・小手術における補充療法

出典:日本血栓止血学会「インヒビターのない血友病患者に対する止血治療ガイドライン:2013年改訂版」表2–4。原著DOI)/CC BY-NC-SA 4.0

凝固異常症:DIC・HIT評価

各スコアは対象集団と目的が異なります。基礎疾患、臨床経過、測定法を確認し、単独で診断を確定しないでください。

ISTH overt DIC 2025

2025年改訂版による明らかなDICの判定です。DICを来し得る基礎疾患がある患者に適用します。

ISTH overt DIC 2025結果

入力後に表示します。

JAAM-2 DIC

2024年改訂の急性期DIC診断基準です。旧基準のSIRS項目は使用しません。

D-dimerの換算・基準値は試薬や単位で異なります。本ツールでは公表基準の6/15 μg/mLを使用するため、施設測定法との整合を確認してください。

JAAM-2 DIC結果

入力後に表示します。

4Ts:HIT臨床的確率

4Ts結果

入力後に表示します。

急変・血液救急

意識評価:JCS・GCS

JCS覚醒の程度を刺激への反応で評価します。GCS開眼・言語・運動反応の3項目で意識状態を評価します。

結果

入力後に表示します。

バイタル・敗血症

NEWS2バイタルから急性疾患の重症化を早期検知します。qSOFA感染症疑い患者の転帰不良リスクを3項目で評価します。Shock index脈拍÷収縮期血圧で循環不全を評価します。

結果

入力後に表示します。
SOFAを入力

6臓器の障害度を点数化し、臓器不全の程度を評価します。

入力後に表示します。

脳卒中:FAST・NIHSS

FAST顔・上肢・言語の異常から脳卒中を迅速に疑います。NIHSS神経所見を15項目で点数化し、脳卒中の重症度を評価します。
NIHSS 15項目を入力

結果

入力後に表示します。

胸痛・肺塞栓

HEART score胸痛患者の短期心血管イベントリスクを層別化します。Wells肺塞栓の検査前確率を評価します。PERC低リスク患者で追加検査の必要性を判断します。PESI肺塞栓診断後の予後リスクを評価します。
HEART score
入力後に表示します。
肺塞栓:Wells・PERC・PESI
入力後に表示します。

電解質・中毒計算

結果

入力後に表示します。

アセトアミノフェン中毒は服用時刻と4時間以降の血中濃度を用いてRumack–Matthew nomogram原図で判断してください。本画面では治療判定を自動化しません。

カテコラミンγ計算

アンプル数と希釈後液量から、投与速度(mL/h)と投与量(μg/kg/min)を相互換算します。

薬剤を選択すると、電子添文と添文上の通常量を表示します。

計算結果

入力後に表示します。

院内で採用されている希釈方法、薬剤ラベル、シリンジポンプ設定と照合してください。本計算は投与量の推奨を行うものではありません。

換算式:投与量(μg/kg/min)=薬剤量(mg)×1000÷希釈後液量(mL)×投与速度(mL/h)÷体重(kg)÷60

参照:日本版敗血症診療ガイドライン2024(J-SSCG2024)PMDA 医療用医薬品情報検索

血液救急

  • 発熱性好中球減少症・敗血症
  • 腫瘍崩壊症候群
  • 高白血球血症・leukostasis
  • APL疑い
  • TTP・その他の血栓性微小血管症
  • 高粘稠度症候群
  • 重篤な出血・急性溶血
  • DIC・HIT

治療関連合併症

  • 急性輸血副反応
  • CRS・ICANS
  • APL/分化症候群
  • 好中球減少性腸炎
  • メトトレキサート排泄遅延
  • SOS/VOD・移植後TMA
  • 重症infusion reaction

ガイドライン・基準

参照と更新情報

計算式確認日:2026年8月23日