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CML:診断時リスク
慢性期CMLの診断時データを入力してください。脾腫は肋骨弓下の長さです。
Sokal
BCR::ABL1陰性MPN:病型別リスク評価
ET・PVでは血栓症リスクと全生存期間(OS)の予後モデルを分け、骨髄線維症では原発性か二次性かを先に選びます。
本態性血小板血症(ET)
同じ入力から、血栓症リスクとOS予後を別々に表示します。
revised IPSET-thrombosis
血栓症リスク
MIPSS-ET
全生存期間(OS)の予後層別化
revised IPSET-thrombosisは血栓症リスク、MIPSS-ETはOSの予後モデルです。相互に置き換えず、治療を自動決定しません。
真性多血症(PV)
標準的な血栓症リスクとMIPSS-PVによるOS予後を並べます。
PV血栓症リスク
年齢・血栓症既往による標準分類
MIPSS-PV
全生存期間(OS)の予後層別化
PVの血栓症分類とMIPSS-PVは目的が異なります。年齢境界も同一ではありません。
原発性骨髄線維症(overt PMF)
臨床モデルと遺伝学的モデルを同時に比較します。
DIPSS
臨床5項目
DIPSS-plus
DIPSS+核型・輸血・血小板
MIPSS70+ v2.0
臨床+遺伝学的予後モデル
GIPSS
遺伝学的予後モデル
DIPSSは経過中にも使用されます。MIPSS70+ v2.0は主に70歳以下の移植年齢層で開発されました。核型定義はモデルごとに区別しています。
post-PV/post-ET骨髄線維症
二次性骨髄線維症専用のMYSEC-PMを使用します。
MYSEC-PM
二次性骨髄線維症専用OS予後モデル
post-PV/post-ET MFではDIPSSを代用せず、MYSEC-PMを用います。
これらは診断確定後の集団ベースの層別化です。症候、併存症、出血リスク、治療反応、移植適応を統合し、最新ガイドラインと原著を確認してください。
AML:ELN遺伝学的リスク分類
成人の初発・非APL AMLにおける診断時遺伝学的リスクを、予定する治療強度に応じて分類します。治療法、移植適応、AMLの診断を自動決定するものではありません。
ELN 2022(強力療法)
主に強力化学療法を受ける成人の診断時データに基づく分類です。
結果
ELN 2024 Less-Intensive
初発成人AMLに対するHMA単剤、HMA+VEN、またはIDH1変異AMLに対するAZA+IVO専用の分類です。
結果
MRD、治療反応、併存疾患、治療強度によりその後のリスク評価は変わり得ます。生存期間や治療方針をこの分類だけから推定しないでください。
成人ALL:予後・MRD評価
Ph陰性ALLのEWALL-PIと、病型別のMRD結果を分けて確認します。治療プロトコルの判定を置き換えるものではありません。
EWALL Prognostic Index
Ph陰性成人ALLの寛解導入療法終了時(EOI)MRD、白血球数、遺伝学的所見を統合します。
EWALL-PI
EOI MRDを含むPh陰性成人ALLの予後指標
研究・プロトコル検証用:原著対象は15–67歳、Ph陰性B/T-ALL、EOIでCRの患者です。EOI時点はプロトコルにより概ね5–10週で異なります。Ph陽性、非CR、適用年齢外ではスコアを表示しません。
ALL MRD結果の読み取り
測定値だけでなく、検体・方法・感度・評価時点をまとめて表示します。
ALL MRD
ELN 2024に沿った結果表現の補助
MRD ≥0.01%は高リスク所見です。検出せずでも感度が10−4より不十分ならcomplete MRD responseとは判定しません。治療介入の閾値はプロトコルを確認してください。
Ph陽性ALL MRDチェック
BCR::ABL1転写産物の追跡結果と、MFCまたはIG/TRによる並行評価の有無を確認します。
Ph+ ALL MRD
分子MRDと白血病クローン評価の整合性確認
Ph+ ALLにはCMLのBCR::ABL1治療マイルストーンを流用しません。BCR::ABL1単独陽性は非白血病性造血の可能性もあるため、MFCまたはIG/TR MRDとの並行評価が重要です。
T-ALL GRAALL遺伝学的分類
NOTCH1/FBXW7とRAS/PTEN所見を組み合わせる研究・プロトコル依存の分類です。
T-ALL GRAALL
研究・プロトコル依存の遺伝学的リスク分類
NOTCH1またはFBXW7異常があり、NRAS/KRAS/PTEN異常がない場合を低リスクとする原著分類です。未検査項目がある場合は確定せず、治療方針の自動決定には使用しません。
MRDは評価時点と治療プロトコルに強く依存します。結果だけから移植適応、TKI変更、治療強度を自動提案しません。
DLBCL:診断時リスク
IPI
NCCN-IPI
CNS-IPI
LymphGen 2.0入力支援
HemeSight結果Excel(.xlsx)からペア解析の変異を抽出します。アーチファクトと判断した変異は左端のボタンで除外してください。
使い方
- HemeSight結果Excelを選択し、抽出された変異を確認します。
- 変換対象外は自動的に除外されます。アーチファクトはOFFにし、BCL2・BCL6転座を選んで「選択内容を確認」を押します。
- 「3ファイルを一括保存(ZIP)」を押し、ZIPを展開します。
- 公式LymphGen 2.0で同名の3欄へファイルを選択し、Copy Number ClassはNo Copy Numberで解析します。
- 公式結果の「Download Raw Results」で保存したZIPを下の欄に読み込み、結果を表示・画像出力します。
変換できる変異はON、LymphGen形式の対象外は自動的に「対象外」で開始します。各行の左側を押すと解析対象から除外できます。
| 解析対象 | 遺伝子 | アミノ酸変化 | 変異種別 | VAF | HGVS |
|---|
公式解析結果
濾胞性リンパ腫:予後評価
成人の未治療classic FL(grade 1–3A)を基本対象とし、診断時/初回治療前の3分類を同時に計算します。
FLIPI
診断時の全生存期間層別化
FLIPI2
診断時の無進行生存期間層別化
PRIMA-PI
初回免疫化学療法対象のPFS層別化
FLIPIはpre-rituximab時代のOSモデル、FLIPI2とPRIMA-PIはPFSモデルです。各群の生存率を現在の個人予測として表示していません。
POD24(治療開始基準)
ベースライン予測スコアではなく、初回治療後に観察された進行・再発イベントです。
結果
本ツールは、原著の診断日基準ではなく、lead-time biasを考慮したmodified POD24「初回治療開始後24か月以内」を採用し、24か月当日を該当とします。進行・再発時は形質転換除外のため再生検を検討します。
マントル細胞リンパ腫:診断時予後評価
治療前の4項目から連続MIPIとsimplified MIPIを計算し、診断時腫瘍組織のKi-67があればMIPI-cも表示します。
MIPI
連続式(4項目)
simplified MIPI
簡易加点式
MIPI-c
連続MIPI群 × Ki-67 30%
高リスク所見のまとめ
MIPIのリスク群は表示前の未丸め値で判定します。TP53変異、p53 IHC過剰発現、del(17p)は同義ではありません。
多発性骨髄腫:新規診断時病期
ISS
R-ISS
R2-ISS
骨髄腫ゲノム分類
2025 IMS/IMWGゲノム高リスク基準と、ICC 2022の反復性遺伝学的パターンをまとめて確認します。
IMS/IMWG 2025 CGS
ICC 2022遺伝学的パターン
未検査を陰性として扱いません。予後はゲノム所見だけでなく、年齢、併存症、治療反応、MRDなどと合わせて評価してください。
MDS:IPSS・IPSS-R
未治療の成人MDSにおける診断時評価です。旧IPSSとIPSS-Rでは染色体群の定義が異なるため、それぞれ原著表と照合して選択してください。
染色体結果からリスク群を選ぶ方法
旧IPSSとIPSS-Rでは同じ核型でも群名・点数が異なります。核型検査報告書のISCN表記を確認し、次の表でそれぞれ選択してください。
| 群 | 該当する核型 | 点数 |
|---|---|---|
| Good | 正常核型、−Y単独、del(5q)単独、del(20q)単独 | 0 |
| Intermediate | GoodにもPoorにも該当しないその他の異常 | 0.5 |
| Poor | 染色体7異常、またはcomplex karyotype(3個以上の異常) | 1 |
| 群 | 該当する核型 | 点数 |
|---|---|---|
| Very good | −Y、del(11q) | 0 |
| Good | 正常核型、del(5q)、del(12p)、del(20q)、del(5q)を含む二重異常 | 1 |
| Intermediate | del(7q)、+8、+19、i(17q)、その他の単独異常または独立した二重異常 | 2 |
| Poor | −7、inv(3)/t(3q)/del(3q)、−7またはdel(7q)を含む二重異常、3個の異常からなるcomplex karyotype | 3 |
| Very poor | 4個以上の異常からなるcomplex karyotype | 4 |
- 「単独」は、その異常以外のクローン性染色体異常がない場合を指します。
- complex karyotypeの異常数は、核型報告書上の独立した染色体異常数で判定します。
- FISHだけの所見、複数クローン、同一クローン内の複雑な派生染色体は、この簡易表だけで確定できないことがあります。
- 判定が曖昧な場合は入力せず、染色体検査担当者または血液病理・細胞遺伝部門に確認してください。
IPSS
IPSS-R
IPSS-M
IPSS-M結果
IWG-PM公式Web計算機 / 公式Rパッケージ / IPSS-M原著
IPSS-M-Evo
上で計算したIPSS-Mと遺伝子結果を引き継ぎます。追加するのは年齢、ATRX、JAK2です。
IPSS-Mの遺伝子入力から自動判定します。個別患者で変異の獲得順序を証明する表示ではありません。
IPSS-M-Evo結果
HIV感染症:薬剤耐性変異
検査報告書の変異を遺伝子領域別に入力すると、変異位置と薬剤別の推定耐性をStanford HIVdbで解析します。
HIV-1遺伝子型薬剤耐性
耐性解析結果
HIVdbによる推定耐性は、治療歴、服薬状況、過去の耐性検査、ウイルス量、サブタイプ等と併せて解釈してください。カプシド阻害薬はHIVdb CAI耐性変異スコアを確認してください。
血友病
国内の凝固因子製剤、体重、目標活性から投与量と投与後の活性推移を試算し、実測活性と製剤代表PKを比較します。
投与量・PK活性シミュレーター
1 実測活性と製剤代表PKを比較
投与後の実測活性を、選択製剤の代表的な回収率・半減期から求めた予測曲線と比較します。
2 投与量・活性推移をシミュレーション
シミュレーション結果
止血治療ガイドライン 表2・3・4
出典:日本血栓止血学会「インヒビターのない血友病患者に対する止血治療ガイドライン:2013年改訂版」表2–4。原著(DOI)/CC BY-NC-SA 4.0
凝固異常症:DIC・HIT評価
各スコアは対象集団と目的が異なります。基礎疾患、臨床経過、測定法を確認し、単独で診断を確定しないでください。
ISTH overt DIC 2025
2025年改訂版による明らかなDICの判定です。DICを来し得る基礎疾患がある患者に適用します。
ISTH overt DIC 2025結果
JAAM-2 DIC
2024年改訂の急性期DIC診断基準です。旧基準のSIRS項目は使用しません。
JAAM-2 DIC結果
4Ts:HIT臨床的確率
4Ts結果
CAR-T/二重特異性抗体:CRS・ICANS評価
ICE scoreとASTCT 2026基準でCRS・ICANSの重症度を整理します。成人または通常のICE評価が発達的に適切な患者用です。
ICE score
CRS grade
ICANS grade
Gradeは他原因で説明されない最も重いドメインで決定します。感染症・敗血症、薬剤、代謝異常、脳血管障害等を並行評価し、緊急度と治療は院内手順と最新ガイドラインで確認してください。
ASTCT 2026 updated consensus / CRS表 / ICE表 / ICANS表 / ASTCT 2019 original consensus
急変・血液救急
意識評価:JCS・GCS
結果
バイタル・敗血症
結果
SOFAを入力
6臓器の障害度を点数化し、臓器不全の程度を評価します。
脳卒中:FAST・NIHSS
結果
胸痛・肺塞栓
HEART score
肺塞栓:Wells・PERC・PESI
電解質・中毒計算
結果
アセトアミノフェン中毒は服用時刻と4時間以降の血中濃度を用いてRumack–Matthew nomogram原図で判断してください。本画面では治療判定を自動化しません。
カテコラミンγ計算
アンプル数と希釈後液量から、投与速度(mL/h)と投与量(μg/kg/min)を相互換算します。
計算結果
院内で採用されている希釈方法、薬剤ラベル、シリンジポンプ設定と照合してください。本計算は投与量の推奨を行うものではありません。
換算式:投与量(μg/kg/min)=薬剤量(mg)×1000÷希釈後液量(mL)×投与速度(mL/h)÷体重(kg)÷60
PLASMIC score
成人の血栓性微小血管症が疑われる場面で、重症ADAMTS13欠乏の事前確率を整理します。
結果
腫瘍崩壊症候群(TLS)
成人の造血器腫瘍における治療前リスクと、Cairo–Bishop laboratory/clinical TLSを確認します。
結果
血小板輸血反応:CCI・PPR
血小板輸血直前と終了後の血小板数から輸血反応を評価します。
結果
血液救急
- 発熱性好中球減少症・敗血症
- 腫瘍崩壊症候群
- 高白血球血症・leukostasis
- APL疑い
- TTP・その他の血栓性微小血管症
- 高粘稠度症候群
- 重篤な出血・急性溶血
- DIC・HIT
治療関連合併症
- 血小板輸血反応・不応
- 急性輸血副反応
- CRS・ICANS評価
- APL/分化症候群
- 好中球減少性腸炎
- メトトレキサート排泄遅延
- SOS/VOD・移植後TMA
- 重症infusion reaction
ガイドライン・基準
- 感染症・ショック:J-SSCG2024、発熱性好中球減少症診療ガイドライン改訂第3版 公開資料
- 造血器腫瘍・TLS:日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン第3.1版、BSH腫瘍崩壊症候群ガイドライン2025
- TTP:ISTH TTPガイドライン2025 focused update
- 輸血副反応:日本輸血・細胞治療学会 指針・ガイドライン、輸血副反応の症状・診断項目
- CRS・ICANS:ASTCT 2026 updated consensus、ASTCT 2019 original consensus
- 意識・急変:消防庁 JCS・GCS、RCP NEWS2
- 敗血症:Sepsis-3(SOFA・qSOFA)
- 脳卒中:NINDS NIHSS
- 胸痛・肺塞栓:HEART原著、Wells原著、PERC原著、PESI原著
参照と更新情報
- CML:European LeukemiaNet 2025 recommendations(ELTSを診断時の予後スコアとして推奨)
- BCR::ABL1陰性MPN:日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン、revised IPSET-thrombosis、MIPSS-ET/MIPSS-PV、DIPSS、DIPSS-plus、MIPSS70+ v2.0、GIPSS、MYSEC-PM
- AML:ELN 2022(強力療法)、ELN 2024 Less-Intensive
- 成人ALL:ELN 2024(診断・予後・MRD)、EWALL-PI原著、T-ALL GRAALL遺伝学的分類、日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン
- DLBCL:EHA Large B-cell lymphoma Clinical Practice Guidelines(IPI、CNS-IPI)、LymphGen 2.0公式計算機、入力仕様、利用条件
- 濾胞性リンパ腫:ESMO 2025 Clinical Practice Guideline、FLIPI原著、FLIPI2原著、PRIMA-PI原著、POD24原著(診断日基準)、modified POD24(治療開始基準)
- マントル細胞リンパ腫:EHA–EU MCL Network 2025、MIPI原著、MIPI WBC単位訂正、MIPI-c原著
- 多発性骨髄腫:IMWG Guidelines & Publications、R2-ISS原著、IMS/IMWG 2025ゲノム高リスク基準、2025年訂正、ICC 2022、CGC検査・報告ガイダンス
- MDS:IPSS原著、IPSS-R原著、IPSS-M原著、IPSS-M-Evo原著、MDS Foundation IWG-PM
- HIV感染症:Stanford HIVdb、HIVdb Release Notes、IAS–USA耐性変異表、抗HIV治療ガイドライン
- 血友病:止血治療ガイドライン2013年改訂版(原著)、WFH Guidelines、止血.com、国内治療薬一覧表 2025、PMDA添付文書検索
- 凝固異常症:JAAM-2 DIC診断基準、ASH HITガイドライン、ISTH overt DIC 2025
- CAR-T/二重特異性抗体:ASTCT 2026 updated consensus、ASTCT 2019 original consensus
- 救急:消防庁 JCS・GCS、RCP NEWS2、Sepsis-3(SOFA・qSOFA)、NINDS NIHSS、HEART原著、Wells原著、PERC原著、PESI原著、ISTH TTP診断ガイドライン、BSH TLS 2025、血小板輸血不応レビュー
計算式確認日:2026年10月4日




