京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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ベンダムスチン治療に伴う遅発性皮膚反応のリスク因子の検討

研究目的 ベンダムスチン(商品名:トレアキシン)は再発・難治性低悪性度B細胞リンパ腫およびマントル細胞リンパ腫に対し近年よく使われる薬剤ですが、治療後に一部の方でしばらく虫刺されのような軽い皮疹が出る方がおられます。しかし、どういう方に、どのようなメカニズムで皮疹が出るかは今のところよくわかっていません。本研究は、ベンダムスチンの皮疹がどういう方で出やすいのかを診療記録から調べ、今後の診療に役立てることを目的としています。
研究方法 平成23年以降京大病院でベンダムスチンの治療を受けられたB細胞リンパ腫の患者さんの治療経過に関する情報をカルテから収集し、皮疹の出られた方と出られなかった方とでそれぞれどのような特徴があるかを統計学的に解析します。すでに存在するデータを用いるため、患者さんに新たな御負担が生じることはありません。
研究期間 (倫理審査承認日)~平成28年3月31日
個人情報の取扱いなど 本研究では、対象となる各患者さんのプライバシーに配慮し、匿名化し個人が特定できないようにして、必要な臨床データのみを収集して解析を行います。そのため、本研究に協力して頂く患者さんに不利益が生じることはありません。しかし、もし本研究への協力を希望されない場合は、随時お申し出頂けますようお願い致します。
本研究の問い合わせ先 錦織 桃子 京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学 助教
電話:075-751-4964(血液・腫瘍内科 医局)

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